N・H・Kそこによう!

 
 
夏の新番組、
今日は、『N・H・Kにようこそ!』について、番組スタートの感想です。
 
 
 
07/10(月)25:15〜 テレビ神奈川 N・H・Kにようこそ!
小泉豊 牧野由依 阪口大助 小林沙苗 早水リサ 宍戸留美 (敬称略 順不同)
 
 
個性的、かつユニークで、何やら馬鹿馬鹿しくもありながら、
なんとなくノリは、以前、好評の『げんしけん』を彷彿とさせるような、
少々マニアックながらも、面白そうな内容を期待。
 
制作スタッフも、GONZOラインで堅実、
音楽に関しては、すごく懐かしくて、けれどだからこそ新鮮に思えそうな、
筋肉少女帯』と『パール兄弟』ライン。
そして、何よりも、メインとなるシナリオ、
視聴者をより一層楽しませ、
エンターテイメントが溢れて毀れ落ちるような、
痛い、キッツイ、いや痛快なストーリー展開を、臨むところ。
 
という事での、
いざ、第一話。
まず、ストーリーに関しては、
先々面白そうな展開を予想させるプロローグでしっかり、出足は良く、
CG・絵、音楽も水準以上を確保で、良好。
 
 
キャスト的には、主人公役「小泉豊」さんに注目、
ひきこもり役の怪演で、
物語の面白さを引き立てる好演をズバリ期待、 
という事でしたが、
なかなかどうして、社会から逃避し自分の殻、空間の中から出られない、
もどかしい、いかにもな『ひきこもり役』を、自然に演じているあたり、
「ひきこもり役の怪演」という意味で、好演技かと思います。
 
驚かされたのは、「牧野由依」さん。
キャラの魅力をそれとなく引き出し、かつ、
18歳以上推奨のような思い切りのよい体当たり的な『勝負』演技もあり、
今後も、ヒロインの魅力をフルに発揮出来そうで、ポジティブサプライズ。
頑張ってほしいものです、その、色々と。
 
 
  昨日、悪い事があっても、
  今日、良い事がなくても、
  明日は、少しでも良い事があるといいな………
 
そんなような、「ネガティブ」も「ポジティブ」も、
きっかけ次第、ちょとした勇気と努力で、実は紙一重
コメディ路線を突っ走りながらも、締めるところはきちんと締めて、
なるほど、良い作品に仕上がりそうな、『NHKにようこそ!』。
「中立」での予想も、今後、上振れの期待充分。
 
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