ラムネの季節

アニメ「ダ・カーポ」と「ラムネ」を観終えた直後に書いています。
いくつか気になっています『微妙な』点を少々。
ほんの少し、以下、ネタバレありです。






今回のみ(?)、ダ・カーポのエンディングスタッフロールで、
『イラスト協力 宮崎羽衣』と表示されていたという事は、
作中のシーンでの、その、個性的で微妙なイラスト、
出演ご本人が書いたものをモチーフにしている、という事でしょうか。
わざわざスタッフロールでしっかりと載せるあたりが、
珍しい試みかと思います。
その、絵は、悪くはないですがアレですよ?



次に、ラムネにつきましては、
OP曲が、まず、良いですね。
「真優」さんの『ラムネ色のメロディ』。
やわらかく優しい雰囲気で、
物語にマッチした良い曲かと思います。


それで、ですね、マッチしていないのは、
『季節感を無視した放映進行』。
すでに涼しい秋、これから冬だっていうのに『夏』の物語はどうでしょう?
いえ、確かに、アニメにしてもゲーム作品にしても、
季節感、シーズンを無視した作品は、それこそ沢山ありますが、
よりにもよって、ある意味、夏の季語『ラムネ』のアニメ作品を、
これから寒くなる時期に放映するインチャネさんの意図がわかりかね……
あ、本当は、この作品、
7月から9月放映予定が、
諸般の事情で延期せざるを得ず、止む無しで、この時期の放映に……?



さておきまして、
アニメ「ラムネ」のストーリーは、良くも悪くも普通で平凡、
変化・起伏に乏しく、観ていて間延びする気配もありつつ、
本来ならば『観賞中止』なのですが、
それをさせない、CVの良さ、堅実さ、でしょうか。


後藤邑子さん、友永朱音さん、柳瀬なつみさんが揃えば、
「私立さくら学園」。
大人しく落ち着いた雰囲気、健気な妹キャラの演技や、
一転、明るく元気なキャラと、演技は多彩で、
堅実に、キャラの魅力を最大限に引き出すのが上手な田口宏子さん。


「ラムネ」に関しては、
役者さん方の好演が支えで、継続して観ているのが現状です。
もう少し、物語のシナリオ面で工夫があれば……、
と、思っています。



ラムネの語源が、
lemonade(レモネード)の転訛らしい?、事を知る、
深夜でした。