ふぁいなりすと


七転八倒、波乱万丈、三色同刻
政治、経済、社会、
今週も、激動の一週間、真っ只中、
いかがお過ごしでしょうか。


明後日、26日木曜日には、
いよいよ万を辞して、
PS2の『ふぁいなりすと』が発売されますね。
はい、おそらく、大多数の方に、
注目もされていませんし、見向きもされていないと思います。
「ふぁいなりすと? なにそれ。」、
これが、普通の正しい反応かと思います。


しかしながら、
善意の第三者かどうか疑わしいプリンセスソフトさんから、
クリスマス、正月、と、実家に送りつけられ晒された、いや届けられました、
それはそれは美少女バリバリな絵葉書にて、
痛恨の一撃、大ダメージを被った一ユーザーとしましては、
やはり注目せざるを得ません。
………もしかして、踊らされてます?


とっ、とにかくですね。
「ふぁいなりすと」です。


はてなダイアリー −ファイナリストとは−
スポーツの大会で決勝に残った選手のことを称える尊称。


なるほど、ライターの方、
「ふぁいなりすと」と『ファイナリスト』をかけているわけですね。
おそらく。 想定内です。
もしかしましたら、身に覚えがないかもしれませんが。


さておきまして、
作品スタッフ&キャストについての詳細です。


(敬称略 順不同)
キャラクターデザイン 
若月さな 如月水 しんたろー まりお金田 あきのしん


シナリオ
三浦洋晃


キャスト
中島沙樹 小清水亜美 たかはし智秋 宮崎羽衣 平野綾



まず、絵に関しましては、すでに絵葉書で知らされて痛いので(?)、
普通に、良い、と思います。
キャストに関しましても、魅力充分な方、抜群の演技力の方と、
普通に、良いキャスティングだと思います。


しかしながら、
いわゆる宣伝の仕方、作品の『広報』には、すでに失敗している気がします。
プリンセスソフトの「顧客リスト」から、「ふぁいなりすと」の宣伝葉書を、
受け取る側への、気配りのかけらがみられない、
晒し者扱い必至の美少女ジャンジャンバリバリな絵葉書を突如送りつけて、
作品の『絵』を、無理やりアピール。
……これは、痛いでしょう。 色々と。


PCソフトや、PS2ゲーム業界、
いわゆる『絵』だけは良い、
けれど全体的には今ひとつな作品って、けっこう多いじゃないですか。
「ふぁいなりすと」の場合、良い『絵』をPRするのではなく、むしろ、
『シナリオ』に、実は強調材料があると思うのは、いかがでしょうか。


企画・シナリオの「三浦洋晃」さん。
直近では、同ブランドの名作評価『φなる・あぷろーち』、
プレイステーション時代(?)ですと、
夢のつばさ』や、『Memories Off 2nd』、
そして何より有名タイトル、当時、社会現象までなった、
ときめきメモリアル 〜forever with you〜 』の企画も担当された方。
基本的に、ライトで面白いシナリオを綴り纏めあげる作品傾向。
肩の力を抜いて、スムーズに読める楽しめる文章ですから、
もっともっと、評価、見直されて良いクリエイターかと、
個人的には思うのですが……。


いわゆる「アニメ」とか「ゲーム」作品で、
『絵』とか『CV』も、当然、大事ですが、
なにより、『シナリオ』が最も……
って、長すぎですね、今日は。


下手なライターのごとく、
まわりくどい表現で字数を稼ぐ無駄に長い文章には気をつけます。
すいません。



最後に一つ。
本日これだけ書いてきました、26日発売の「ふぁいなりすと」は、
おそらく大量に売れ残る事が想定されますので、
3ヵ月後の「ワゴンセール」で、購入、楽しみたいと考えております。