遥かなる山でヤッホッホ

 
 
しばしの間だけ、ごく個人的に、
何故か「岐阜県(と名古屋)」がマイブームになったりならなかったりしつつ、
11月も終わり、ラスワンです。
 
季節は、間もなく冬の訪れ、
冬山のシーズン、「北アルプス」と言いますと、
何となく「長野県」のイメージが強かったのですが、
岐阜県」も、北アルプス岐阜県側山岳といった具合で含まれる事を知り、
驚きつつ、今月観劇しました舞台の感想になります。
 
 
Theatre劇団子「遥かなる山でヤッホッホ」
11月15日(木)〜18日(日)
場所 新宿 紀伊國屋ホール
出演 阿部英貴 佐藤貴也 斉藤範子 島村比呂樹 田中千佳子 土橋建太 伊奈稔勝 大原研二
沢城みゆき 白石悠佳 高橋和美 田澤佳代子 山岸拓生 真城めぐみ(敬称略 順不同)
 
 
物語ですが、もうボロボロでした。
とにかくボロボロ、
これでもかっていうぐらい、「涙が」ボロボロ。
沢城みゆきさん出演だけに目からビームならぬ(NG)、
目から涙が留まることなく溢れるぐらい泣けました、
良いエピソードの数々でした。
 
さて、その沢城さん、 
舞台開始直前のアナウンスも担当しており、
ご愁傷さま二ノ宮くん」というよりはむしろ「BLUE DROP 〜天使達の戯曲〜」風に、
『……………パンフレット、2部買って下さい』、と、きた日には、
パンフレットを本当に2部買って帰ったお客さんを知っていますが、ともかく物語開始。
 
北アルプスの山小屋を主な舞台とし、
大学の登山部のメンバーや、
リストラさん、いやリストラされたっぽい家族のエピソードで、綴られるのですが、
その家族(山岸拓生さん、斉藤範子さん、沢城みゆきさん)の話が、
シナリオ、演出の良さ、そして役者さん方の自在性ある好演技で、
もう、泣けること泣けること。 ………参りましたの、お見事でした。
 
全体的にも、
ベースのシナリオがテンポ良く軽快でわかりやすく、
出演されている役者さん方すべて、しっかりとした熱演でお客さんを魅了し、
笑いあり、涙ありの物語をそれぞれ堪能できたと思います。
 
 
Theatre劇団子さんの次回公演は、
来年の夏(2008年8月20日(水)〜26日(火)予定)、
「海でキャッホイ!(仮)」とのことですが、
次回公演も、楽しみに待ちたいと思います。