花田十輝と植田佳奈

 
 
展開次第、適材適所、得手不得手。


今日は、
今冬クール放映中、2番組の「脚本」と「役者」にスポットをあてて、
比較対照してみました。


ネタをネタだと割り切りまして、目を通して頂けると幸いです。




まずは、「かしまし」です。



(以下 敬称略 順不同)


(水) 25:30〜 テレビ東京 かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜
植田佳奈 堀江由衣 田村ゆかり 浅野真澄 小野大輔 新谷良子
藤原啓治 水谷優子 保村真 永島由子


つまらない番組です。
以上。













という一言だけでは、
思考と思慮が足らない、単なるアンチの戯言かと思われますので、
補足説明を。


『原作の良さを、まったく活かしきれていないシリーズ構成(脚本)』で、
単調かつ、だれ気味に物語が進み、観ていてつまらなさが募りせつなさ炸裂。
メイン3ヒロインのうち、
来栖とまり役田村ゆかりは善戦、好演技も、
神泉やす菜役堀江由衣は問題外、(←問題発言)
大佛はずむ役植田佳奈が、不甲斐ないって言いますか、
『キャラと演技のミスマッチが酷く、魅力をまったく感じられない演技』。


『シリーズ構成(脚本)』も冴えない、
メインヒロインで且つ主人公の『演技』はダメダメ。


このデキでは、…………苦戦必至は免れないでしょう。








さて、次は「Fate/stay night」です。


(日) 25:30〜 テレビ神奈川 Fate/stay night
杉山紀彰 川澄綾子 植田佳奈 下屋則子 伊藤美紀 諏訪部順一 中田譲治
門脇舞 浅川悠 神奈延年 田中敦子 神谷浩史 小山力也 真殿光昭
中多和宏 西前忠久 水沢史絵 野田順子


最高に面白い番組です。
以上。













という一言だけでは、
「儲、乙」
視野のせまい、盲信的な熱狂ファンの宣伝布教活動かと思われますので、
補足説明を。


『原作の良さを、そつなく丁寧に活かした脚本』で、
ストーリーの奥行きを感じさせる物語が興味深く展開し、
観ていて来週が気になる好内容でせつなさ炸裂。
メイン3ヒロインのうち、
セイバー役川澄綾子は、当然の好演技&魅力充分、
間桐桜下屋則子は、演技、魅力ともに充実著しく、今後も更なる期待強く、
遠坂凛植田佳奈が、ハマリ役って言いますか、
『キャラと演技がジャストフィット、魅力を最大限に引き出す好演技』。


『原作の良さを、そつなく丁寧に活かした脚本』、
メインヒロインすべてが魅力溢れる好演技で、とりわけ、
『キャラと演技がジャストフィット、魅力を最大限に引き出す好演技』。


このデキでは、…………面白くて、毎週楽しみにしてしまうのも当然です。








さて、オチです。
いえ、「脚本」と「役者」のまとめになります。



かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜
『シリーズ構成(脚本)』も冴えない………花田十輝        
メインヒロインで且つ主人公の『演技』はダメダメ………植田佳奈



Fate/stay night
『原作の良さを、そつなく丁寧に活かした脚本』
………花田十輝(担当、毎話ではありません)
『キャラと演技がジャストフィット、魅力を最大限に引き出す好演技』
………植田佳奈




まったく冴えない脚本も、原作の良さを活かした見事な脚本も、
花田十輝さん。
まったくダメダメな演技も、魅力を最大限に引き出す好演技も、
植田佳奈さん。


観る側、受け止め側の「主観」で「結果」が左右されるとはいえ、
……です。




花田十輝さんと言いますと、
ベテラン、オールドファンの方なら、
「お嬢様特急」や「ときめきメモリアル」を思い浮かべる事でしょうか。


そんな自分も、当時(?)、ときメモ虹野沙希の小説を読んだ事が、
花田十輝さんの作品を楽しんだ最初と記憶しています。
最近では、ダメーポとかにも関わっていましたよね。
とにもかくにも、シナリオ、構成の「当たり」「ハズレ」の振れ幅が大きく、
一発の魅力を秘めたライターさんかと思います。
「当たり」の番組の面白い事、「ハズレ」の番組のブーイングネタ提供と、
昨今のアニメ等で、活躍著しい、力量備わる方ですね。




植田佳奈さんと言いますと、
みっくすJUICE」の頃は、ほとんど知らなくて、
(余談ですがメンバー、中原麻衣植田佳奈斎藤千和他って凄いですよね)
隠れた名作「すっとこ対戦ドッコイダー」のED曲、「地球Merry-Go-Round」、
植田佳奈さんの、この曲を、本当に、ものすごく気に入ってしまったのが、
……自身の運の尽きでしょうか。 いえ、なんでもありません。
とにもかくにも、この方も、演技の「当たり」「ハズレ」の振れ幅、
やはり大きいと思います。
具体的例を挙げますと、
Ever17の松永沙羅役や、かしましのはずむ役は最悪の部類に該当しますし、
ぱにぽにのくるみ役や、Fate遠坂凛役は最良の好演技かと思います。
内に秘めた想い、優しさ、弱さを隠して、
表向き、勝ち気で強気なヒロインを演じる時こそ、
植田佳奈さんの本領発揮、魅力をフルに発揮して、見事に演じきりますね。


べ、べっ、別に、
植田佳奈さんのファンでは、ありませんよ?








「脚本」と「役者」。


花田十輝」と「植田佳奈」。


「当たり」の時と、「ハズレ」の時。


展開次第、適材適所、得手不得手、でしょうか。






長文に、最後まで目を通して頂きまして、
ありがとうございました。