新会社 プロトタイプ

 
 
……先週末に驚きつつ知ったはなしで恐縮ですが、
ゲーム会社「インターチャネル」で、
その色々な意味で有名な『多部田俊雄』さんが、
『プロトタイプ』という会社を設立したということ。


ソース(情報の源)がファミ通でして、
自身そちらを読んでいませんので、なんとも言えませんが、
円満退社”だったのでしょうか?
あるいは、みかけは新会社設立ですが、実際には、
”㈱プロトタイプ”の資本関係は、
”㈱インターチャネル”が出資した、事実上の関連会社なのでしょうか?
……情報が少なすぎて、現時点では、わかりませんが。


インチャネ=多部田さんの作品、数々ありますが、
いずれにしましても、
「つぎつぎと延期するのが発売日」、これが座右の銘と申しましょうか、
作品の発売日を「諸事情」で、つぎつぎと延期するのが当たり前でした。
一ユーザーとしましては、発売日が延期されるたびに、
期待度はますます高まり、せつなさが募り、炸裂しそうになったというのは、
もちろんネタですが、とりあえず『暗黒太極拳』いっときましょうか?


……閑話休題
その『プロトタイプ』から発売されます作品が、
智代アフター 〜It’s a Wonderful Life〜』、
planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜』、
と、知ったときに、
自身、素で、《『プロトタイプ』って『VisualArt’s/Key』の販売代理店?》
とか、思ったりもしましたが、
花帰葬』、
こちらの作品も、移植発売される予定を知ったときに、
やはり、「インチャネ=多部田さん」らしさが残っている販売戦略と、
なるほど納得、でした。



PS2にて、今年9月発売予定の『智代アフター』。
メインの坂上智代役を、
PC版「一色ヒカル」さん、PS2版「桑島法子」さん、
どちらがCVを担当されたとしても、ポジティブに支持出来ますので、
むしろ注目は、激しく賛否両論の原作『智代アフター』のシナリオ結末。
原作のラストは、それはそれとしまして、
ストーリーの大幅加筆修正によります、
『”もう一つの”智代アフター』シナリオ。
……期待したいと思います。



新ブランドの『プロトタイプ』。
会社としての、技術開発力、営業力、
そして、業界のコネクションにも強みを発揮しそうですし、
また、近々次のビッグタイトルの移植発表も予感させます。
智代アフター 〜It’s a Wonderful Life〜』、
planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜』、
花帰葬』、
元のクオリティが高い作品の移植になりますので、
セールスの成功は、ほぼ約束されていると考えられます。
……ですからこそ、なおのことですが、
過去から学ぶべき事、
「つぎつぎと延期するのが発売日」を繰り返してはならない、と、
当たり前すぎる事かもしれませんが、
ユーザーの信頼を繋ぎとめるには基本であり大切な事と思います。



新ブランドの『プロトタイプ』。
何れにしましても、
これからも活躍を期待し、注目したいブランドの一つとなりました。