2006年 春 新番組評価表 4月度 確定版 前編

 
 
4月も終わりに近づきまして、
いよいよゴールデンウィークに突入です。
各々、順風満帆とはいかないまでも、
多少は気持ちも上向きになれそうな、そういった休日でしょうか。


もっとも、
自身は、世間一般のカレンダーと同じ休日になりますので、
1日、2日は、わりと普通に出社です。
……9連休って、ドリームですよね?



さておきまして、
本題です。


4月7日のブログ『春 新番組予想表』をベースに作成しました、
「春 新番組評価表 4月度 確定版 前編」。



評価のポイントは、
ストーリーを最重視、
音楽や絵も、総合的に判断、考慮しつつ、
やはり、キャストも重要視しています。


参考になる方には、
ほんの少しでも、プラスになればと思いまして、
作成しました「新番組評価表」。


趣味・嗜好は、各々皆さん方それそれ多彩ですので、
ネタをネタだと割り切りまして、目を通して頂けますと幸いです。




[南関東キー局を基軸にしています]


放映日時 局 番組名
キャスト(敬称略 順不同)
一言コメント
期待値・評価点 動向 展開予想




(日)25:30〜 テレビ東京 スクールランブル二学期
高橋広樹 能登麻美子 堀江由衣 生天目仁美 清水香里 MAKO 福井裕佳梨
小西大樹 小清水亜美 川田紳司 岸尾大輔 市来光弘 山崎美智 近江知永
茂木智子 田所ちさ 洞内愛 秋田まどか 吉野裕行 泰勇気 志村知幸 太田直人
高木俊 保村真 長瀬博高 小林ゆう 檜山修之 安元洋貴 浅川悠 平野綾
大原さやか 保村真 上別府仁資 藤原啓治 前田剛


スポンサー&製作某社による、OP曲、ED曲、
繰り返し垂れ流されるCMは悪材料も、
番組自体の出来は、前作同様の良好でハイテンポな展開、ズバリいける。
原作の良さを活かして、
主役播磨と、Wメインヒロイン八雲&沢近のラブコメで、見どころ満載。


多才なキャラ&キャストを活用しきれるかどうかが今後の課題も、
将来への布石も着実に進行中、
上積みを多く見込めそうで、今後も「強気」を継続。


80点 ↑ 先行




(日)26:15〜 テレビ神奈川 うたわれるもの
小山力也 柚木涼香 沢城みゆき 中原麻衣 釘宮理恵 大原さやか 桐井大介
石川ひろあき 雪野五月 京田尚子 浪川大輔 渡辺明乃 吉野裕行 田中敦子
小山剛志 大川透 三宅華也


音楽は順当に上位。


昔も今も、
そして将来もあるであろう「格差社会」をテーマにしたシナリオは、
善悪、人それぞれ解釈は相違であろうが、
ある意味、タイムリーでの、問題提起。


ストーリー展開も、原作をきっちりと活かせそうで、
物語中盤、そして物語終盤へと、良い意味での「感涙」の予感、
総じて、良作品に仕上がりそうな雰囲気十分。


キャスティングもズバリ、
一例、
感動系ゲームの名作「A I R遠野美凪役での好演が見事だった
柚木涼香さん、本作「うたわれるもの」ではエルルゥ役で魅力をフルに発揮、
キャラの魅力とCVの相乗効果で、物語の演出に多大な貢献。


先行き内容上向きの公算強く、期待できる。


80点 ↑ 差し




(月)25:15〜 テレビ神奈川 涼宮ハルヒの憂鬱
平野綾 杉田智和 茅原実里 後藤邑子 小野大輔 桑谷夏子 松岡由貴
あおきさやか


わかりづらいシナリオ、
滑って不発の大ハズレ、あるいは、それなりに当たりの、
上下振れ幅の激しい、アニメ化を展開。
合う人には合うかもしれないが、合わない人にはまったく合わない世界観、
万人向けではないストーリーを更に強化し展開中。


絵や音楽は順当に良く、
OP、ED曲も良い意味での意外性充分で、魅力ある。


とにもかくにも、
シナリオ面の不安は増大基調、
原作を知らない一見さんは置き去りぎみで、
わけのわかりづらい、ちょっと寒めのストーリーには疑問多い。
巻き返しなるか。


70点 → 逃げ




(月)26:15〜 テレビ神奈川 吉永さん家のガーゴイル
若本規夫 斎藤千和 宮田幸季 桑島法子 千葉進歩 中國卓郎 浅野るり
菊池正美 水樹奈々 稲村優奈


勝気に元気に弾ける演技が光る、新進気鋭の『斎藤千和』を筆頭に、
男性陣、女性陣ともに、
キャスティングは、思いきっていける好メンバーが勢揃いし、
演技は冴え、魅力充分で堅実。


絵、音楽ともに水準以上を確保し、
OP、ED曲は、予約購入確定の良さ。


シナリオも、派手さこそないが、
ハートフル&ハッピーコメディで、
安定的に、面白いエピソードを次々に展開。
今クール、期待上位の番組で、今後も「強気」に。


80点 ↑ 先行




(月)26:45〜 テレビ神奈川 ストロベリー・パニック
中原麻衣 生天目仁美 清水愛 斎藤千和 野田順子 片岡あづさ 河原木志穂
松来未祐 甲斐田裕子 桑谷夏子 野川さくら 氷青 清水愛 中島沙樹
宮崎羽衣 福井裕佳梨


重い! とにもかくにも重すぎる公式HPの為に、
凶か不幸か、時間の余裕無く、
予備知識なしの一切合切ノーチェック、
キャスティングの抜群の良さで、とり合えず録画、
そして、観て、マーベラス
………えーと、その、「この系統」は、
冒険でしょでしょ?


中原麻衣清水愛
両名の実演熱演エンディングは、ポジティブサプライズも、
「この系統」は、御免なさい。


60点 観賞中止




(火)25:30〜 テレビ東京 ラブゲッCHU〜ミラクル声優白書〜
高本めぐみ 新谷良子 落合祐里香 坂本梓馬 山本麻里安 高橋直純 野沢雅子
三石琴乃 緑川光 今井由香 松本保典 こやまきみこ 榎本温子
田坂秀樹 真堂圭 山田美穂 立花慎之介


今クール放映番組の中で、
最もアニメーションのコスト(金と時間)パフォーマンスに優れていそうな、
「経済的な」アニメ(絵)と、
いかにも、とってつけたようなストーリーで、
涙や笑いとは無縁な希薄化したシナリオを展開。


しかしながら、キャスティングに関しては、
若手を前面に出しつつも、
業暦、知名度ともに申し分ないベテランがしっかりと後面を固め、
サポートする布陣での起用は見事で、
演技に関しては、高水準を維持。


残念な事に、シナリオ面での改善が見込まれず、苦戦続き、
今後の環境変化も期待薄で、よほどの事情がなければ、撤退が順当か。


40点 観賞中止




(火)25:45〜 テレビ神奈川 BLACK LAGOON
豊口めぐみ 浪川大輔 磯部勉 平田広明 小山茉美


シナリオは、ややシリアス、かつバイオレンス。
絵、音楽ともに水準以上を確保し、
好キャストを活かすハードなストーリーを大胆に展開。
『自分のための人生を必死に歩んでいる』主人公達の行く末に、注視。


70点 ↑ 差し




(火)26:40〜 テレビ朝日 ガラスの艦隊
津田健次郎 甲斐田裕子 石田彰 植田佳奈 白石涼子 山口太郎 樫井笙人
宮林康 伊藤静 釘宮理恵 青山穣 大川透 吉川亜紀子 飯田浩志 


良い意味での、名作「銀河英雄伝説」を彷彿とさせるストーリーを期待。
好き嫌い、支持不支持が、はっきりとわかれそうなシナリオも、
GONZOブランドだけに、【熱く、涙する展開】、サプライズを予想。


と、早くも既にサプライズ発覚。


第一話を観終えた時には、
主役:クレオ(CV 津田健次郎
メインヒロイン:ミシェル(CV 甲斐田裕子
最強のライバル:ヴェッティ(CV 石田彰
と、
『果てしなく広い、この宇宙の下で…。』繰り広げられる戦闘モノと、
一人の女性を巡って、二人の男性で繰り広げられる恋愛モノ、
そういう感じで、なにも疑わずに、普通に思っていたりしましたが……、


第二話を観終えた時に、遅蒔きながら気付いたんです、
主役:クレオ(CV 津田健次郎
メインヒーロー:ミシェル(CV 甲斐田裕子
最強のライバル:ヴェッティ(CV 石田彰
と、
すいません、ミシェルさんって、
『男』だったんですか?!


自身、いわゆる一つの「ミシェル」といいますと、
鬼武者3」のヒロイン《ミシェル・オベール》を直ぐに連想。
《ミシェル・オベール》とは、
フランス陸軍に所属していて中尉の階に就いている女性。
仲間からの信望も厚く、部隊の隊長を務めている。
頭脳明晰、拳銃の腕も格闘技にも秀でていて、
美人でスタイルも抜群だが、性格は男勝り。


ガラスの艦隊の「ミシェル」も、CVが甲斐田裕子さんということで、
「性格は男勝りの快活な女性」かと思い込んでいたりなんかしてまして、
………いっ痛いですよねぇ、自分。 猛省。


なにかもうすでに違う意味で色々と、
【熱く、涙する展開】、なんですが。


とにもかくにも、
今後も波乱含みの推移、
シナリオ軟化懸念は残るものの、一定水準のスプレッド確保で、
物語の盛り上がり、良作品評価へは十分に達成圏内。


何はともあれ、
「革命の銀河、ルネッサンス」(CV 甲斐田裕子


70点 ↑ 追込




(水)25:00〜 テレビ東京 いぬかみっ!
堀江由衣 福山潤 中村俊洋 速水奨 津村まこと 名塚佳織
長谷川静香 森永理科 本多陽子 松岡由貴 木川絵理子 廣田詩夢
小林晃子 遠藤綾 新谷良子


明るく軽快なシナリオメインで、とっつきやすいストーリー、
ほどほどにサービスし、やや過剰ぎみのギャグも、ポジティブに評価。
絵、音楽も水準を確保、
とりわけ、ED曲は、複合ユニットの強みをそれなりに発揮しそう。
今後も、ドタバタコメディーで、底堅く推移出来る公算大、「強気」を継続。


70点 ↑ 逃げ




(水)25:30〜 テレビ東京 .hack//Roots
櫻井孝宏 名塚佳織 東地宏樹 豊口めぐみ 置鮎龍太郎 山崎たくみ
小林沙苗 三宅健太 滝口順平


「おい、エリスー。」(CV 櫻井孝宏
「なあにー、お兄ちゃん?」(CV 名塚佳織
「もう、二人ともいい加減にして下さいっ。」(CV 豊口めぐみ


などと、
Canvas2 〜虹色のスケッチ〜』をそのまま連想させるキャスティングは、
堅調かつ魅力備わる演技を織り込み、素直に好評価。


本番組、仮想世界メインで繰り広げられるシナリオも、
中盤に伸びが一服する懸念もありそうだが、大きな落ち込みはなく、
堅調に推移出来そうな気配強い。 引き続き「中立」で。


70点 → 先行






以上、
「春 新番組評価表 4月度 確定版 前編」でした。




続きまして次回は、
「春 新番組評価表 4月度 確定版 後編」、


 『xxxHOLiC
 『ああっ女神さまっ それぞれの翼』
 『魔界戦記ディスガイア
 『ウィッチブレイド
 『Soul Link
 『ひぐらしのなく頃に
 『女子高生GIRL’S*HIGH
 『夢使い


上記を、予定しています。